ユニバーサルワークスさんの自治体サイトアクセシビリティ調査が行われましたね。今回のテーマは「404エラーページ」でした。
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自治体サイトのWebアクセシビリティについて
各都道府県の404エラーページについて点数がつけられていて、10点満点のものはいずれも見ている方への配慮をした文章や、その後の動線も考えられているなぁと感じました。
自治体サイトWebアクセシビリティ調査 2019
https://www.u-works.co.jp/jichitai/?fbclid=IwAR22BFmKE0k4W4wMNKPlv5TG1FrW982-6gw5KVrd4nirJ57-mppa_dDWMXE
キャンペーンサイトなどでは404エラーページを効果的に利用したものを見かけることもありますが、さすがに自治体サイトでは無かったですね。
そもそも自治体サイトの404エラーページではキャンペーンのような効果を狙っているわけではないので、当然といえば当然かもしれません。
ただ、その分しっかりと伝えること・動線を作ることはする必要があるので、とりあえずの404エラーページでは、そのままページを離れられてしまうでしょう。
埼玉県の404エラーページはどうでしょうか?
埼玉県の404エラーページ
Webアクセシビリティ調査では、10点中の9点
評価した方によって意見が別れる部分もありますが、よくある「トップページへ戻る」のリンクだけがつけられたものではないですし、検索方法やお気に入りへの登録も記されているのは良いなぁと思いました。
そしてサイト改善の意見を送れる項目もあるので、閲覧する側としては意欲があって嬉しいです。
強いて言えば、検索方法については画像なども混ぜて説明してあったらもっと親切になりそうですね!
ということで、少し前置きが長くなってしまいましたが、他分野の404エラーページはどのようになっているか調べた結果の3つを掲載させて頂きます。
今回は、医療関連のものです。
医療関連の404エラーページ
医療関連の404エラーページも系統としては、自治体のような方向性のものが多いのではないかと思いつつ、様々な病院や製薬メーカーのものを調べてみました。
ロート製薬
エラーが表示された原因、解決方法だけではなく、それでも解決しない場合の方法までしっかりと記載されています。
これだけ解決のための方法が記されていると、見る側としては「あ〜、この商品ないのか・・・」とすぐには諦めずに、もう少し探してみようかなと思えそうですね。
ロート製薬(https://www.rohto.co.jp/)
翠松堂製薬(百毒下し)
こちらも404エラー文だけでなく、どうしてそうなったかが記載されています。
翠松堂製薬 百毒下し(https://www.suishodo.jp/shop/c/c1010/)
マリモ歯科・矯正
至ってシンプルですが、ホームページの構成をサイトマップ形式で表示することで、閲覧者への検索ヒントを与えてくれています。
歯科のホームページはどういった症状を改善したいか、目的を持った方が閲覧される場合がほとんどだと思いますので、サイトマップから希望の症状名などがあれば分かりやすいですね。
マリモ歯科・矯正(https://marimo-dental.com/)
番外編
手ピカジェルの404エラーページです。こちらはキャラクターと文言が可愛らしかったので、番外編として掲載しました。
手ピカジェル(https://www.tepika.net/)
今回のまとめ
今回は医療系の404エラーページを調べてみました。
意外だったのが、Webデザインブックマークにも登録されているようなホームページですら、404ページ自体がきちんと準備されておらずデフォルト状態だったり、白い画面で何も表示されないものも多かったことです。
どの業種のWebサイトでも何か問題を解決したいために訪問される方が多いはずですので、何らかの手順で404エラーページが表示された場合でも、しっかりと解決するための手段を整備しておくようにしましょう!
では、また!