最近はレンタルサーバーにWordPressのクイックインストール機能がついているのは当たり前になってきました。それを使えばあっという間かつ簡単に、WordPressサイトが作れちゃいます。それで全く問題ないです。
ただ、その場合だとWordPress最新版ではなかったりするので、最新版をインストールしたい場合などは、手動でインストールする必要が出てきます。
今回は、さくらサーバーでサブドメインを利用して、手動でWordPress環境を整えて行く流れをやっていきます。
Contents
さくらサーバーでサブドメイン設定
サブドメイン設定の方法は公式でも説明されています。
さくらインターネットのサブドメインの設定方法(https://help.sakura.ad.jp/360000237341/)
サブドメインを追加
(1)ログインしたら、ドメイン/SSLページを表示。
(2)[ドメイン新規追加]をクリックして、希望のドメインを入力して追加。
(3)サブドメイン追加が完了。
追加がうまくいくと、ドメイン一覧にサブドメイン名や指定フォルダが表示されるようになりますので、確認してください。※必要に応じて、[設定]からリダイレクト処理などの設定もできます。ひとまずそのままで大丈夫かと思います。
サブドメインのサーバーに接続
公式の説明だけだと、ここが少し分かりづらいかもしれません。私自身の勘違いもあったかもしれないですが。。
それは、サブドメインを追加し、WEB公開フォルダを設定すれば、そのフォルダが自動で作られるものだと思い込んでいたことです。
ここに気付かず、コントロールパネルのドメインページに、「追加したドメインがインターネット全体へ反映されるまでに、数時間~2日程度かかることがあります。」とあったので少し待ってみても現れず、結局はフォルダを作成して情報を入れてみたら表示されました。
もし同じ部分で迷っている方がいたら、フォルダ作成をお試しください!
WordPress構築準備
無事にサブドメインが設定できたので、WordPressを始める準備をしていきましょう。まずは、データベースの準備です。
データベースを作成する
(1)データベースページを表示。
(2)[新規追加]から情報を入力して、データベースを作成します。
ここで作られた、データベース名・ユーザー名・ホスト名などはWordPressインストール時に必要なので、しっかりとメモをお願いします。
WordPressをインストール
それでは、いよいよWordPressを手動でインストールしていきましょう!
(1)WordPress最新版をダウンロード
WordPressを入手(https://ja.wordpress.org/download/)
ダウンロードしたら、FTPソフトなどを使ってインストールしたい場所に一式アップロードします。
(2)WordPressをインストール
データのアップロードが済んだら、そのホームページアドレスにアクセスします。今回はサブドメインを利用しているので、
例:サブドメイン.net/○○○○
※○○○○はWordPressデータをアップロードしたディレクトリ名といった感じです。
データのアップロードが済んでいれば、こういった画面が表示されますので、先ほど作ったデータベース情報を入力して[送信]
ここまでくればあとは、インストール実行して完了です。
トップページが表示されました。
今回のまとめ
さくらサーバーでサブドメインを設定〜手動で最新版WordPressインストールまでを簡単に書かせてもらいました。やはりクイックインストールの方が簡単ですが、WordPress最新版や以前のバージョン指定したものが必要な際には手動インストールが必要になってきますので、ぜひ試してみてください。
では、また!